ミニマリストの読書生活

ミニマリストを目指すアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

犬神家の一族(横溝正史、1972)

 

犬神家の一族 金田一耕助ファイル 5 (角川文庫)

犬神家の一族 金田一耕助ファイル 5 (角川文庫)

 

 https://honto.jp/netstore/pd-book_01479917.html

 

金田一少年のじっちゃんと初対面★

こんにちは。皆さんいかがお過ごしですか?

わたしは心のエネルギーを補充すべく、とりあえずストレスを感じないことをするようにしてます。まぁ仕事自体が凄まじいストレスなので、根本的な解決のためには早く転職しないとですが…

 

ということで、今回は大好きな金田一少年のじっちゃん、金田一耕助に初挑戦!きゃー!

 

思えば小学生の頃からこんなに「金田一少年の事件簿」を好きなのに、どうして金田一耕助を読んだことがなかったのか、とても不思議。

横溝正史という名前に、子どもでは手に負えなさそうな何かを感じていたのかも。

 

話はシンプル。

犬神家の当主が死に、理解し難い遺言状が発表されたことに端を発して、あんなことやこんなことが起こってしまう…というもの。

 

何回もドラマや映画になっているので、不気味なマスクをつけた佐清(スケキヨ)や、湖から脚が出ているシーンなら知ってる!という人も多いのでは。

 

シンプルだからつまらないか、というと全くそういうことはない。

 

金田一耕助を始めとして、登場人物のキャラがとっても濃い!から、退屈しない。これは良いミステリーにとって超重要な要素だと思う。

 

特に、犬神家の一族がまさしく「全員悪人」と言えるくらい、多様に性格が悪い(笑) 

犬神家の一族が一室に集まって、淡々と秘密や本音を暴露していくだけでも、そこそこ面白くなるんじゃないか…と思ってしまう。

 

それにプラスして、あちこちで小事件やら大事件やら起こるもんだから、飽きることなく最後までワーッと読むことができる。

 

いやぁ、名作ですなぁ。

 

金田一耕助シリーズでは第5作目ということで(知らなかった)、第1作の八つ墓村も早く読みたいな!

 

 

最適な財布を見つける旅・完結編

皆さん、いかがお過ごしですか?

わたしは今、胃腸の絶不調も過ぎ去り(まだ完全ではないけど)、そして急激にご機嫌モードに入っております。

 

なぜなら、引越しするから!!きゃー!!(何)

 

引越しといえば!断捨離のベストタイミング!きゃー!

 

ということで、ムズムズを抑えきれず早速断捨離です。

まずは、ずーっとしっくりきてなかったお財布。


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 上はAnya Hindmarchの二つ折り。下はVivienne Westwoodの長財布。

 

アニヤの二つ折りはとってもとーっても気に入っていて、飽きっぽいわたしにしてはかなり長く、5年以上使っていました。

今も好きな気持ちは変わりません(何)

 

Vivienneの長財布も、内張りがポップでお洒落で、使いやすいし、触り心地もよくて、愛用してました。

 

どっちも好き。でも何かが違う…。

 

というのも、「身軽になりたい!」という目標には、ちょっとそぐわないんですよねぇ。

バッグを完全に小さくできない…そこだけ少し、でもモヤモヤと気になっていました。

 

そこで、ちょっと立ち止まってみる。

 

なぜ大きい入れ物(財布)が必要になるのか?

それは、中に入れるものの量が多いから!ですよね!

 

ということで、お札+小銭を少なくして、たまに使っているデビットカードをメインにすることにしました。

 

そして、辿り着いた最初形態はこちら!


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左の青いのは、お札とカードを入れるための無印の財布。右のキラキラは、姉からの誕生日プレゼントの小銭入れ。

しめて、990円!わたし史上最も安い財布(笑) 

 

無印のトラベル用ウォレット、一時的に小銭を入れるスペースもあって、とても良い。

小銭で払えるものは小銭入れで済む。

 

ちなみに、無印ウォレットに付いてるキーホルダーは、IDEEで一目惚れした真鍮のライオン様です。青に合ってかわいい( ´∀`)

 

結果的には、「入れるものを減らす」というミニマリストの基本に立ち返ることで、お財布のミニマル化が完了しました。

 

カード払いはちょっと…という人も、色々工夫して考えてみると、新しいアイデアが生まれるかもしれません!

リング(鈴木光司、1991)

 

 https://honto.jp/ebook/pd_25740449.html

 

 「呪いのビデオ」を世に送り出した傑作ホラー原作!

皆さん、いかがお過ごしですか。

 

わたしはもう、五月病真っ盛りでございます。

4月末に最悪な事態が生じ、その後処理でイライラしすぎてわたしのか弱い胃腸が火を吹き、ここ数年でワースト1位の5月です。

 

転職してから数年経つし、引越してから2年経つし、そろそろ環境を変えないとダメだな〜。

刺激を欲しまくってることが、選ぶ本やドラマに如実に表れてしまっている。

 

ということで、大好きな映画「リング」の原作を読んでみました!

改めて、映画はかなり出来が良いんだなぁと感じた。

 

大体の流れは、映画も小説も同じ。

ちがうところは、主人公の浅川が小説では男、映画では女であること。もちろん、小説で浅川と高山が元夫婦とういうことはなく(笑)、大の男2人という若干暑苦しい感じで、なんとか呪いを解こうととゴリゴリに真相に突き進んでいく。

小説では、貞子のうら若き乙女(?)時代や死の真相にまで調査が及んでいる。映画では分量的に2つに分けたんだろうま。謎解き要素をそこそこにしてホラー要素を強める戦略、大成功ですね。

 

よくよく考えたら、これってもう27年も前に出た本なんだよね。媒体はビデオテープだけど、今読んでも全く色褪せない、本当に傑作!

これから更にらせんで科学ミステリーになると思うと、もはや感動的というか、鈴木光司氏の脳みそに敬意を表さずにはいられない。

 

大好きなリングシリーズを生み出してくれた著者に感謝しつつ、早くシリーズ制覇したい!

 

ハサミ男(殊能将之、1999)

 

ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

 

 https://honto.jp/ebook/pd_25715019.html

 

参りました…

 

ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

ロマンスカーが54本運休という、箱根に行こうとしてた人も箱根でお客を待ちわびてた人もめちゃくちゃ気の毒なニュースが流れてましたね。

私はそのニュースを実家のリビングで、愛猫を撫でくり回しながら見てました。えぇ、連休に遠出をしたりイベントに足を運ぶタイプではないんです。人混みが苦手なもので。

 

毎年この連休は、家でゴロゴロしながら映画を見るのが常です。今年は、HuluでBONESのシーズン11が解禁になるんで、それにどっぷり浸かる予定です。

 

今は、頭が完全にミステリーに寄ってしまって…だって、こんな完璧な叙述トリックを突き付けられたら、そうなるしかないでしょう?!

 

この衝撃をぶつける相手は殊能さんご本人が最適なんですが、49歳という若さでお亡くなりになったそうで。

殊能さん!!!あんた天才だよ!!!

 

小さい頃からミステリーばっかり読んでいるせいか、ちょっとやそっとのトリックでは中盤で解けてしまうんですが、この本は7割過ぎてもスッキリしない。

なんとなく怪しい人はいるものの、どう落とすのか想像できない。この話、どうやって終るんだ…?

 

そして、突然の急展開。

 

えええええ!!!!!

 

とアワアワしてる間に、結末を迎えました。最後のスピード感何なの。こんなのもう一回読み直すしかないじゃん!

 

少しでも話すとネタバレになりそうで、恐ろしくて何も言えないです。すみません。

日本ミステリーの歴史に残る叙述トリック、ぜひ味わってみてください。

 

 

 

人生エロエロ(みうらじゅん、2014)

 

人生エロエロ (文春文庫)

人生エロエロ (文春文庫)

 

 https://honto.jp/ebook/pd_27928475.html

 

エロ苦手な人は絶対に読まないでください!

 

「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」というみうらじゅん氏。

 

この本は、そんな氏が週刊文春で2012~’14年の2年弱連載していたエッセイをまとめたものだ。巻末には 阿川佐和子さんとの対談も収録されている。

 

いや~…想像を超える「エロ」でした(笑)

「セクシー」でも「スケベ」でもなく、「エロ」ですね。

 

ダッチワイフとかポルノ映画とか、言葉は知ってるけど実態を知らない世界がてんこ盛り。

こういう話は全く苦手ではないし、友達と飲むときはそれなりに話題に出る。そんな普通のエロレベルのわたしは、めくるめく未知の世界に目が点。

性癖も奥が深いなぁと、妙に感心してしまった。

 

下ネタというにはあまりに赤裸々で生々しいんだけど、下品なわけでもない…これは、エロと共に生きてきたみうら氏だからこそなせる業なのでは。

少なくとも、アラサ―世代にはレベルが高いかな。いや、アラサ―世代のエロに詳しいわけではないから、何とも言えないけど(笑)

 

とりあえず、「下ネタなんて絶対にムリ!」というウブな人は読まないでください。たぶん、みうらじゅんを嫌いになりますので(笑)

 

反応しない練習(草薙龍瞬、2015)

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

https://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-20476-120844293-001-001.html

 

人間関係の悩みの大半は、「求める心」から生まれる。

 

立て続けに人間関係の本を読んでしまった。どんだけ人間関係に悩んでるんだっていう笑

実際のところ、悩んでいるというか「もっとシンプルに片付けたい」というのが本音です。

 

人間関係に合理性を持ち込むこと自体、ちょっと無理があるんじゃないかって?

そりゃもちろん、相手の気持ちまで合理的に処理して済ますなんて考えるほど、お子ちゃまではありません! でもせめて、自分の感情の動きくらいはもっとシンプルにしたいなぁと思いまして。

アドラー的に言えば、自分の感情は自分の課題ですから。

 

みうらじゅんの影響もあって、やっぱりこういうときは仏教かな、と思い立って仏教の本を探したところ、この本の表紙の「超・合理的」という言葉が目に付き、即決。

いやはや、ブッダの教えって、本来めちゃくちゃ実践的なメンタルトレーニングだったんですね〜。

 

この本は、実践・継続するのが簡単かどうかは別として笑、主張は超シンプルである。

 

心のムダな反応を止めること

 

ムダな反応を無い状態にするというより、生きてる限り起こってしまうことだと認識したうえで上手にコントロールしましょうってことですね。

仏教というかブッダの教えの話が多いけど、苦しい修行を積むとかではなく、幸せな人生を送ることが目的ということで、自分事にしてすんなり受け入れることができた。

 

紹介されている簡単な練習を試しにやってみたところ、頭の中のザワザワが静かになった。

いくつかある練習のひとつは、なんと、「歩く」だけ! いやーいつでも簡単にできて最高ですね!

 

つまり、頭の中で勝手に繰り広げられる妄想(思い出し怒りやクヨクヨ後悔など)を終わらせるべく、現実の感覚、視覚や聴覚、触覚に意識を集中しよう、ということ。

養老孟司氏も「現代人は肉体の感覚が疎かになっていて、脳みそ偏重だからおかしくなる」と言っているし、やっぱり体の感覚って大事なんだなーと思った。

 

右足、左足、と意識しながら歩くだけで、何にイライラしてたのか忘れちゃうんだから、人間の脳みそもなかなかにいい加減だよなぁ。でも、そんないい加減なものに振り回されているのが現状ということですね…

 

余計な感情の動きに時間を奪われなくなったら、どんな楽しい人生になるんだろう!

日々練習を重ねていこうっと(´∀`*)

 

 

CAPTIVATE 最強の人間関係術(Vanessa Van Edwards, 2018)

CAPTIVATE 最強の人間関係術

https://honto.jp/ebook/pd_28973771.html

 

元コミュ障によるコミュ障のための最強コミュニケーション術!

いや〜4月ですね。出会いの季節ですね。私のような人見知りにとっては死ぬほどつらい季節ですね!

 

思い返すと、いちばんつらかったのは高校の入学式。

体に馴染まない新品の制服を着てソワソワ。知り合いがひとりもいなくてただでさえ居心地悪いのに、教室に入ったらすでに派手グループがワイワイしていて、すぐに人と打ち解けられない自分が残念すぎて、「もうおうちに帰りたい」。

 

時が過ぎオトナになって、「出会い」という第一関門は突破できるようになったものの、第二関門「仲良くなる」ができない…!

この人とほんとに仲良くなりたいのか?! というか出会う人みんなと仲良くなるべきなの?! 仲良いってどういうこと?!ってな感じで、自分が何をしたいのか見失う始末。

 

でも、程度の差こそあっても、大半の人が抱いたことある悩みなんじゃないかと思う。

だって、ハウツー本もたくさん出てるし、ネットでもよく記事になってるじゃん。

 

そんな悩める子羊による、子羊のための決定版がこれ。

 

著者のヴァネッサも昔は子羊だったというから心強い。

周囲に馴染めず苦しい子ども時代を送り、克服するために色んな情報を集めまくり、ついにはScience of  Peopleを立ち上げてしまったという気持ちの強さ!

もともと出来なかった人視点だから、かゆいところに手が届くパーフェクト・ガイドブックとなっております。

 

わたしが「だから違和感があったのか!」と膝を打ったのは、「あなたが本当に仲良くなりたい人にだけやりましょう」という一言。

つまり私、この本で言うところの「関係性を深める段階」でのオススメメソッド(例えば失敗や弱みを明かすこと)を、会って間もない、しかも大して興味のない相手にもやるべきと勘違いしていたのです。

 

でも、本心では「この人相手にそんなことしたくないっ」と思っているから行動には移せない。かと言って、他に何をすればいいのか分からない。ていうか、この人とそんなに仲良くならなきゃダメ?! なぜ?!

という、答えの出ない問答を頭の中で繰り返す。だから疲れるんですね。

 

人間関係には深さのレベルがあるって頭では分かっているのに、ついつい焦って忘れてしまう。

それを「仲良くなりたくないならやらないで」という注意書きで思い出させてくれたヴァネッサ。まさに救いの一声!

 

人間関係って難しいし面倒だけど、この本でポイントを押さえれば、もっと気楽で楽しいものになると思う。

なぜか思うような人間関係ができない…という人は必読の一冊。