ミニマリストの読書生活

ミニマリストを目指すアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

人生エロエロ(みうらじゅん、2014)

 

人生エロエロ (文春文庫)

人生エロエロ (文春文庫)

 

 https://honto.jp/ebook/pd_27928475.html

 

エロ苦手な人は絶対に読まないでください!

 

「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」というみうらじゅん氏。

 

この本は、そんな氏が週刊文春で2012~’14年の2年弱連載していたエッセイをまとめたものだ。巻末には 阿川佐和子さんとの対談も収録されている。

 

いや~…想像を超える「エロ」でした(笑)

「セクシー」でも「スケベ」でもなく、「エロ」ですね。

 

ダッチワイフとかポルノ映画とか、言葉は知ってるけど実態を知らない世界がてんこ盛り。

こういう話は全く苦手ではないし、友達と飲むときはそれなりに話題に出る。そんな普通のエロレベルのわたしは、めくるめく未知の世界に目が点。

性癖も奥が深いなぁと、妙に感心してしまった。

 

下ネタというにはあまりに赤裸々で生々しいんだけど、下品なわけでもない…これは、エロと共に生きてきたみうら氏だからこそなせる業なのでは。

少なくとも、アラサ―世代にはレベルが高いかな。いや、アラサ―世代のエロに詳しいわけではないから、何とも言えないけど(笑)

 

とりあえず、「下ネタなんて絶対にムリ!」というウブな人は読まないでください。たぶん、みうらじゅんを嫌いになりますので(笑)

 

反応しない練習(草薙龍瞬、2015)

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

https://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-20476-120844293-001-001.html

 

人間関係の悩みの大半は、「求める心」から生まれる。

 

立て続けに人間関係の本を読んでしまった。どんだけ人間関係に悩んでるんだっていう笑

実際のところ、悩んでいるというか「もっとシンプルに片付けたい」というのが本音です。

 

人間関係に合理性を持ち込むこと自体、ちょっと無理があるんじゃないかって?

そりゃもちろん、相手の気持ちまで合理的に処理して済ますなんて考えるほど、お子ちゃまではありません! でもせめて、自分の感情の動きくらいはもっとシンプルにしたいなぁと思いまして。

アドラー的に言えば、自分の感情は自分の課題ですから。

 

みうらじゅんの影響もあって、やっぱりこういうときは仏教かな、と思い立って仏教の本を探したところ、この本の表紙の「超・合理的」という言葉が目に付き、即決。

いやはや、ブッダの教えって、本来めちゃくちゃ実践的なメンタルトレーニングだったんですね〜。

 

この本は、実践・継続するのが簡単かどうかは別として笑、主張は超シンプルである。

 

心のムダな反応を止めること

 

ムダな反応を無い状態にするというより、生きてる限り起こってしまうことだと認識したうえで上手にコントロールしましょうってことですね。

仏教というかブッダの教えの話が多いけど、苦しい修行を積むとかではなく、幸せな人生を送ることが目的ということで、自分事にしてすんなり受け入れることができた。

 

紹介されている簡単な練習を試しにやってみたところ、頭の中のザワザワが静かになった。

いくつかある練習のひとつは、なんと、「歩く」だけ! いやーいつでも簡単にできて最高ですね!

 

つまり、頭の中で勝手に繰り広げられる妄想(思い出し怒りやクヨクヨ後悔など)を終わらせるべく、現実の感覚、視覚や聴覚、触覚に意識を集中しよう、ということ。

養老孟司氏も「現代人は肉体の感覚が疎かになっていて、脳みそ偏重だからおかしくなる」と言っているし、やっぱり体の感覚って大事なんだなーと思った。

 

右足、左足、と意識しながら歩くだけで、何にイライラしてたのか忘れちゃうんだから、人間の脳みそもなかなかにいい加減だよなぁ。でも、そんないい加減なものに振り回されているのが現状ということですね…

 

余計な感情の動きに時間を奪われなくなったら、どんな楽しい人生になるんだろう!

日々練習を重ねていこうっと(´∀`*)

 

 

CAPTIVATE 最強の人間関係術(Vanessa Van Edwards, 2018)

CAPTIVATE 最強の人間関係術

https://honto.jp/ebook/pd_28973771.html

 

元コミュ障によるコミュ障のための最強コミュニケーション術!

いや〜4月ですね。出会いの季節ですね。私のような人見知りにとっては死ぬほどつらい季節ですね!

 

思い返すと、いちばんつらかったのは高校の入学式。

体に馴染まない新品の制服を着てソワソワ。知り合いがひとりもいなくてただでさえ居心地悪いのに、教室に入ったらすでに派手グループがワイワイしていて、すぐに人と打ち解けられない自分が残念すぎて、「もうおうちに帰りたい」。

 

時が過ぎオトナになって、「出会い」という第一関門は突破できるようになったものの、第二関門「仲良くなる」ができない…!

この人とほんとに仲良くなりたいのか?! というか出会う人みんなと仲良くなるべきなの?! 仲良いってどういうこと?!ってな感じで、自分が何をしたいのか見失う始末。

 

でも、程度の差こそあっても、大半の人が抱いたことある悩みなんじゃないかと思う。

だって、ハウツー本もたくさん出てるし、ネットでもよく記事になってるじゃん。

 

そんな悩める子羊による、子羊のための決定版がこれ。

 

著者のヴァネッサも昔は子羊だったというから心強い。

周囲に馴染めず苦しい子ども時代を送り、克服するために色んな情報を集めまくり、ついにはScience of  Peopleを立ち上げてしまったという気持ちの強さ!

もともと出来なかった人視点だから、かゆいところに手が届くパーフェクト・ガイドブックとなっております。

 

わたしが「だから違和感があったのか!」と膝を打ったのは、「あなたが本当に仲良くなりたい人にだけやりましょう」という一言。

つまり私、この本で言うところの「関係性を深める段階」でのオススメメソッド(例えば失敗や弱みを明かすこと)を、会って間もない、しかも大して興味のない相手にもやるべきと勘違いしていたのです。

 

でも、本心では「この人相手にそんなことしたくないっ」と思っているから行動には移せない。かと言って、他に何をすればいいのか分からない。ていうか、この人とそんなに仲良くならなきゃダメ?! なぜ?!

という、答えの出ない問答を頭の中で繰り返す。だから疲れるんですね。

 

人間関係には深さのレベルがあるって頭では分かっているのに、ついつい焦って忘れてしまう。

それを「仲良くなりたくないならやらないで」という注意書きで思い出させてくれたヴァネッサ。まさに救いの一声!

 

人間関係って難しいし面倒だけど、この本でポイントを押さえれば、もっと気楽で楽しいものになると思う。

なぜか思うような人間関係ができない…という人は必読の一冊。

 

1週間でごっそり捨てる技術(リタ・ポーレ、2016)

1週間でごっそり捨てる技術

https://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-20016-121154179-001-001.html

 

空間まるごと浄化する<スペース・クリアリング>!

 

hontoで100円になってたので購入。ブックオフより安いし物は増えないし、素晴らしい!

 

著者のリタさんはドイツ人。ドイツといえば、環境への配慮が徹底している国ですよね。

高校のとき、というと10年以上前だけど、第2外国語でとったドイツ語の授業の先生がドイツ人のおばさまで、ドイツの色んなことを教えてくれまして。ゴミの分別が厳しいことだけじゃなくて、夜中に大きい音の出る家事をしたりシャワーを浴びたりするのは良くないことだという話を聞いて、空間の心地よさに対する意識が強いんだなぁと感嘆しました。

クリスマスに先生が「廃棄のかんたんなかわいい包装紙を使うのよ」と、お菓子を包んでくれた包装紙。ほんとにかわいくて、ドイツに住みたいなぁ!と思ったものです。

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さて、この本が他の断捨離本とちがうところは、「空間の浄化」を目的としているところです。

 

つまり、ゴミを捨て、その部屋や家の中の悪い「気」まで払ったところで、スペース・クリアリングが完了するという考え方。たしかに、いくらキレイでも空気の悪い部屋ってイヤだよなぁと納得。

 

読んでいて思い浮かんだのは、職場の息苦しさ。窓を開けられないから、たくさんの人が発するマイナスの空気が充満してるんだなぁと思った。自分の部屋があんな状態になるのはイヤだー!

 

本著では、賃貸の引越し直後など、本格的に悪い気を追い払うときは儀式的に香を焚くことを推奨している。そんなんは難しい…という私のような人も、上等なアロマオイルや線香で部屋を満たすだけでも効果はあるというから安心。さらにかんたんな方法としては、大きく拍手をすること、換気をすることが挙げられている。

とりあえず1日1回は家の換気をするようにしてみたら、かなりスッキリしていい感じ。空気ってすごく大事だなぁ。そして、あんな健康に悪い職場からは早く脱出せねば。

 

「1週間で」という題名のとおり、1週間のスペース・クリアリング計画の指南もちゃんとあります。

「どこから手をつければいいんだろう」と悩むことなく、玄関から順に全部やります、全部。そりゃごっそり捨てられるわなぁ笑

 

部屋はある程度キレイなのに、なんだかスッキリしない…という人にもおススメです。

 

去年の冬、きみと別れ(中村文則、2013)

去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

https://honto.jp/ebook/pd_27813427.html

 

小説も映画もよし!な珍しいパターン。

 

先日、久々に友人と映画を観に行きました。CMでちらっと見て、斎藤工のラリってる感が気になっていた「去年の冬、きみと別れ」。

 

映画がなかなか面白かったんで、帰りに小説も買って読んでみたところ

おぉ!映画はきちんと映画として作られたんだ!と分かって、久々に映画と小説の両方でなかなかの満足感を得られました!

 

ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか? 「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!(honto商品説明より引用)

 

映画を見た人は、この時点で「映画とちがう…?」となるはず。

 

そのとおり!結構ちがいます!

 

そして、やっぱり小説のほうが少しひねられてます。

 

いかにもミステリーファンが好きそうなどんでん返し。

普通に読み進めると、途中で「え?!」となり、最後に「なるほどー!」となって、読み返したくなる。

 

謎解き好きな人は、最初の「え?!」の段階で謎解きしてみてはいかがでしょうか?(^^)

 

 

さよなら私(みうらじゅん、2012)

さよなら私 (角川文庫)

https://honto.jp/netstore/pd-book_25337754.html

 

人生、ただの暇つぶし。

最近、ちょっと嬉しいことに気付きました。

 

わたし、南海キャンディーズ山里亮太さん、伊集院光さん、みうらじゅんさんのファンなんですが

 

山ちゃんがラジオで「尊敬する伊集院光さん」と話していて、伊集院光ラジオで「尊敬するみうらじゅんさん」と話していたんです!

 

好きな人が好きな人を尊敬してるって、ちょっと嬉しい!しかも2連鎖!!

 

ということで、今回は尊敬連鎖の最高位に君臨するみうらじゅんのエッセーでございます。

 

みうらじゅん氏といえば、言わずと知れた(?)仏像マニアでして、この本は諸行無常感に満ち溢れています。

 

特に、第1章の「自分なくし」はどれも哲学的。前回の映画評論を読んだあとでは、かなりギャップある。しかし、徐々にエロが顔を出し始め、第4章では全開に。

 

なんて素敵なギャップ!!(何)

 

自由と優しさに満ち溢れてるんだよな〜みうらじゅん

 

人生、悩みがあるのは当たり前。悩みがないほうが稀。 不安と安定を繰り返すからこそ、人生という長い暇つぶしが成立するんですねぇ。

 

だったら、自分なんて曖昧なものにこだわってないで、なるべく楽しく暇つぶしできたほうがいいじゃない。それなら、他人の価値観や勝ち負けに左右されてる場合じゃない。

 

人に流されるな!自分の信じた道を行け!みたいな強迫的な言葉はまったくない。

 

「楽しく暇つぶししようよ」ってすごく大きな優しさだなぁと、笑って癒やされる本でした。

 

 

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則(メンタリストDaiGo、2017)

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

https://honto.jp/ebook/pd_28810154.html

 

人間、時間も思考力も限界がありますから。

 

わたしはメンタリストDaiGoの本をよく読む。こう言うと、結構な確率で「へぇ〜…」と冷めた視線を受けることになる。

 

彼が変な服と変な髪型で、メンタリストとしてパフォーマンスをしていた頃のイメージが強いのかもしれない。下手すれば、「あんた、もしかしてメンタリスト目指してんのかい…」と思われているかもしれない。

 

正直、DaiGoの脳みそをインストールできるならしたいなぁ(笑)

速読できるから膨大な数の本を読めるし、自分のやりたいことを楽しむためにしっかり自己管理もできる。いやー尊敬!

 

お片付けについても、DaiGoさんは徹底してらっしゃる。

 

何のために片づけをするのかといえば、自由な時間を増やし、人生を最大化するためです。

 

彼は、この目的を達成するために、普通のミニマリストとは少し違う考え方をしている。つまり、「自分のために使える時間を増やして、自分のしたいことを実現する」ことがいちばんの目的なのです。

 

普通のミニマリスト本でも、自分の生活や時間を大事にしたいというようなことはよく言われている。

この本はさらに一歩踏み込んで、最終的には時間管理、行動管理の方法まで指南しているんです。

 

こんな本は初めて読んだ!

 

もちろん、最初は「モノを片づける」ところから入るから、断捨離初心者の人でも参考になると思う。

でも、ただ単に部屋を片付けたいという人には、最後の方はちょっと「意識高すぎ」かもしれないのでご注意を(笑)

 

やりたいことがあるのに部屋がゴチャゴチャして進まない!!という人にはピッタリの本。

 

部屋だけでなく、頭の中も行動も片付けて、身軽な人生にしたいですね〜。