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ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

外山滋比古 「思考の整理学」 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

この本は素晴らしい!と本屋でプッシュされていたので購入。

学校教育では、自分の力で飛べない“グライダー人間”が育つ。ゆえに、大学の卒業論文の書き方がわからない学生が多い!自力で飛べる飛行機人間を作らねば!という、筆者の意気込みが感じられる本だった。

1章は、具体的な方法などは書いていなくて、ただひさすら筆者の持論が書いてある。少し飽きる。2章から、「思考の整理学」の指南が始まる。非常に具体的で、役に立ちそう。6章は、観念的な話になるので、ちょっと難しい。

1章から6章まで、一貫した考えで書かれているので、繰り返しが多いように感じるのが難点。途中で飽きてしまって、薄い本にも関わらず、読み終えるのに時間がかかった。(私が飽きっぽいからか)それでも、アイディアの膨らませ方や論文の書き方、行き詰ったときの気の持ちようなんかも書かれていて、かなり親切でわかりやすい内容にはなっている。筆者はきっと面倒見の良い人なんだろうなぁ。

それにしても、この本が売れてるってことは、みんな自分の頭の中さえ整理するのに困ってるってことか。「思考の方法」まで教えられないと出来ない私たちって一体…。これぞグライダー人間。