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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

大槻ケンヂ 「オーケンの のほほん日記」

オーケンののほほん日記 (新潮文庫)

オーケンののほほん日記 (新潮文庫)

またオーケン。しつこくオーケンドグラマグラに戻れる気がしない。

平成8年に刊行されたものの文庫化。1992年春〜1995年冬までのオーケンの日記が収録されている。

最初は普通の日記なんだけど、オーケンはだんだんオカルトに熱中、没頭していって、途中はオカルトの話ばっかりになる。オカルト関係の本を読み漁る様子を読んで、「よくまぁそんな変な本があるもんだなぁ、オーケンもよく見つけるよなぁ」とちょっと感心した。(時代がオカルト・ブームだったせいもあるかな)
でも、ちょっと執着しすぎなんじゃないの?と思い始めたころに、不安神経症になったという話が出てくる。オカルトにドクター・ストップかけられたり、ぶっ倒れたりして本当に大変そうなオーケン…哲学的な発言が目立つようになる。(根暗な人はぐっとくるかも)
精神的に軟弱な自分を強くしようと、今度は武道にハマる。UFOの次は武道かよ!とツッコミたくなるけど、結局オーケンは凝り性なんだろうね。

日記だけど、さすがによくまとまってるなぁ、と思った。オーケンの人間性もよく出てるので、ファンは面白いと思う。ファンじゃなくても、「こういう人間もいるんだなぁ」という勉強にはなる…かな?