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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

東野圭吾 「真夏の方程式」

真夏の方程式

真夏の方程式

昨日の台風はすごかった…千葉には上陸しないという神話(何だソレ)も崩壊したし、ショックでした。ということで、昨日は久しぶりに読書した。

東野圭吾は絶対に自分では買わないんだけど、気づくと新刊が家に溜まっている。どういうペースで書いてるんだろうね、この人は…そこは心底凄いと思う。
この作品は、今年の6月に発行されたガリレオシリーズ。天才物理学者・湯川が謎を解く、というアレです。

舞台は、波璃ヶ浦という海のきれいな町。かつては観光産業で賑わっていたが、今ではすっかり寂れている。そこに、海底資源開発という話が持ち上がった。
地元住民への説明会に、開発機構側の説明者として参加した湯川。しかし、同じ旅館に泊まっていたひとりの男が不審死する。果たして真相は――

個人的に点数をつけさせてもらうと、75点くらいかな。

東野圭吾作品は冗長なイメージが強い。そして、今回もやっぱりそうだった。映像化を意識してるんだか無意識なのかは知らないけど、登場人物が多すぎるんだよね。要らない部分を削れば、もっとタイトな小説になると思う…て、東野圭吾がタイトさを求めてないなら仕方ないんだけどね。

あと、人間関係と展開に斬新さがなかった。中盤から展開が予測できちゃうくらい。今回はトリックも予測できるし、ミステリー好きには物足りないと思う。

良かったところは、場面の切替わりが多くてメリハリがあったところ。湯川は波璃ヶ浦で調査をして、草薙&内海は東京で捜査をするから、飽きずに済んだ。あと、今回は草薙&内海の出しゃばり感(?)がなくて、真相解明という点ではゴチャゴチャしてなくて読みやすかった。
少年がひとり出てくるのも、良いアクセントになってた。湯川が少年と戯れる(?)姿を想像するだけでも面白いww

東野圭吾作品は人間ドラマが売りなのかな?だとしたら、もう少しタイトにして重みをつけてほしい。密度が増せばもっと面白くなると思う。

て、重いの好きなら三島読めよって話か(゜∀゜)