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ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

誉田哲也 「ソウルケイジ」

ソウルケイジ (光文社文庫)

ソウルケイジ (光文社文庫)

こんばんは。

ソウルケイジ。昨日の朝から読み始めて、今日のお昼休みに読み終わった。もうすっごく面白くてすぐ読み終わっちゃった!って程ではなかった。

多摩川河川敷に放置された車両から、男の左手首から先だけが見つかった。車の中も血だらけだが、他の部位は見つからず、目撃者もいない。姫川たちは「死体なき事件」の調査を始める―

という話。これもドラマでやってたのを少しだけ観た。とにかく遣る瀬無い気持ちになる話。

途中までは結構な勢いで読み進めてたんだけど、というか別に最後までスピードは落ちなかったんだけど、半分いかない段階から徐々にテンションが下がってしまった。結末が読めてしまったからだ。そして、私の予想を裏切ることもないまま、大人しく事件が解決してしまったからだ。
姫川玲子シリーズはエンターテイメントとして読んでるんで、そういうことされると萎える。もうちょっと頑張って練ってほしかったなぁと思った。と同時に、長編て作り込むの大変なんだろうなとも思った。長ーいシナリオの中にいくつも伏線つくって絡ませて、最後に全部回収しなきゃいけないんだもんね。それがうまくいかないと、ラストに向かって「失速」し、伏線も未回収ということになる。難しいんだろうなぁ。

でもまぁ、姫川シリーズは登場人物のキャラが濃くて面白いし、何気に玲子と菊田の恋模様なんかも織り交ぜられてて、先が読めてテンション下がってもなんとなく読み続けられる。登場人物に愛着が湧くっていうのは、シリーズものでは凄く重要なポイントなんじゃないかな。個人的には、玲子にもっと日下をつついてほしい!

ということで、次は姫川シリーズ第1作目「ストロベリーナイト」を読みます。相変わらず夢野やら三島やらを読む気力がないww