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ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

誉田哲也 「ストロベリーナイト」

ストロベリーナイト (光文社文庫)

ストロベリーナイト (光文社文庫)

こんにちは。

ストロベリーナイト読みました。実は一昨日読み終わってんだけどね。ということで、ちょっと熱が冷めちゃった状態でのレビュー。

ある日、溜池近くの植え込みから、ブルーシートに包まれた男の死体が発見された。直接の死因は首を切り裂かれたことによる失血死だが、死体には数々の拷問の痕跡が残されていた。姫川班は所轄と協力して捜査を始めるが―

という話。話題になっただけあって、そこそこのグロさではあった。シリーズ1作目だけあって、ソウルケイジよりも厚みがあり作り込まれてるという印象だった。

それにしても・・・初っ端がキツい。「最初からぶっ飛ばしてるなぁ」と顔が引きつったww ああいうことも無くは無いんだろうね、実際に。でも普通は警察に連絡がいくよね?とちょっと突っ込みたくなった。若干無理のある展開、というか盛り上がりすぎでしょって展開がチラホラあった。

今回はガンテツが出てて良かったと思う。この犯罪はグロいだけで非常に幼稚だし、被害者の周辺人物にも特にインパクトはなく、姫川班ですら少し子供っぽい。そこに大人の汚さ・狡猾さ・頑固さ・そして器の大きさの全てを詰め込んだガンテツが入り込むことで、全体に漂う幼稚で陳腐な雰囲気を鎮めてたと思う。このバランスはもちろん作者の計算どおり!だと信じたいww

怖さ・グロさの演出って難しいんだよなぁ。大人しすぎてもつまらないし、やりすぎたら笑いになっちゃうし。今回も、犯人の中でも特に実行犯に関する描写はかなり陳腐だなぁと思った。キャラとして成り立ってるのかも微妙だったな・・・ま、本気で精神破綻した人間がどうなるのか知らないから、何とも言えないけど(苦笑)

とにかく今回はガンテツ!ガンテツ最高!姫川シリーズはキャラづくりが素晴らしいんですね(´ω`)