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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

有川浩 「阪急電車」

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

こんばんは。眠いけど明日になったら印象が薄れるんで今書く。頑張る。こういうところだけ変に完璧主義。

しばらくミステリーというかホラーというか暗いのばっかり読んでたんで、久々にのほほんとしたのを読んでみた。これも姉が売ろうとしてた中の1冊。こういう本て、どれが面白いのか分からなくて自分じゃ買わないんで・・・

「あぁ、中谷美紀戸田恵梨香が映画やってたやつねぇ、はいはい・・・」と、大した期待もなく読み始めた。が、むっさいサラリーマンたちに囲まれた朝の通勤電車の苦痛も忘れるぐらい、なんだかほっとした気分になれる本だった。

誰だこの作家・・・と思ったら、有川浩。「フリーター、家を買う」の作者だった。しかもさっきまで「アリカワヒロシさんか、ずいぶん細やかな神経もった男性だな」と思ってた。正しくは「アリカワヒロ」さん。女性でした。すみません。ちなみに、私は読んだことないけど「図書館戦争」シリーズもこの作家さんなんだね!何にも知りませんで、すんません・・・汗


この本は、題名のとおり阪急電鉄今津線を舞台にした話。作者が冒頭で「阪急電鉄のの中でも全国的知名度が低いであろう」という今津線。もちろん何か派手なことが起こるわけでもなく、ただ「普通の人たち」の生活が今津線で交わっていく様子が描かれている。

この本に出てくる登場人物は、年齢・性別・境遇はそれぞれだけど、みんな自分に素直に生きている。後悔しようが何だろうが、喜怒哀楽すべてが素直。それが気持ちよかった。素直な人が好きだ!(何)
読み終わったあとは、いつもウンザリしてた電車の空気が少し変わった気がした。毎日乗ってる電車の中で、いろんな人生が交わっているんだなぁと思うと、少し感慨深かったりもする。


あとは解説。素直の代名詞(だと私が勝手に思ってる)である児玉清さんだったのもなんだか嬉しかった。すっごい密度の解説もぜひ読んでほしい。とりあえず、1段落が長いww