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ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

蛇にピアス

蛇にピアス [DVD]

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こんにちは。

3連休中に「Dangerous Run」観に行こうと思ったんだけど、暑くて外に出るのが億劫でやめた。そういやhuluがあるじゃん!と、適当にこの作品を選んでみた。

いやー、吉高由里子は可愛いね!脱ぎっぷりも良いね!

という映画でした。久々にこんなにつまらない映画観た。

原作は、ちょうど芥川賞受賞したときに確認済み。「何か得るものはあるか?」と訊かれたら「何も無いです」と答えるしかない作品だった。でもそれは私個人的には悪い意味ではない。厨二の臭いは否めなかったけど、何も無い、空虚な世界観は一貫していたし、アングラに潜り込んでいく人間のどこか滑稽で切ない感じも一貫してた。私は得るもの在りきで本を読むわけじゃないんで、可もなく不可もなくという印象だった覚えがある。

それがこの映画・・・吉高さんが脱がなかったらもはや観る価値ゼロに近い。もちろん私は女なので、吉高さんの裸体を拝むことに特に有難味も無い。高良健吾とARATA(井浦新)の刺青たっぷりヌードも思いのほか色気ゼロで、なんだかもう違う意味で切なくなった。

何が悪いって、脚本が悪い。おそらく原作の雰囲気を出したかったんだと思うけど、こんな頭悪そうなギャルやらパンク男やらがそんな文学的な言い回しするかよ、と。「初めて知った難しい言葉を使ってみる中学生」という、言ってしまえば厨二の臭いがプンプンしてしまって、完全に白けちゃった。「サヨナライツカ」もそうだったけど、原作の言葉をそのまま台詞にするのはやめてほしい。原作はあくまで文語だからさ。
売りにしてた(かどうかは知らないけど)激しい絡みも、男がやたらノッソノッソ動いてしかもやたら早いという、エロさも何もあったもんじゃないシーンだった。逆に萎えるわww

脇役に小栗旬・藤原竜也唐沢寿明市川亀治郎という錚々たるメンバーをもってきたのも、悪目立ちしすぎてギャグにしか思えない。その割に女の脇役はあびる優とソニンっていう・・・もうメインの3人以外有名じゃない人でいいじゃん・・・

ボロクソに言ってしまったけど、それぐらいつまらないんだから仕方ない。良いところは、吉高由里子が可愛くてよく脱いでくれるところ。ほんとにそれだけ。
こんなんなら、クヒオ大佐もう1回見直せば良かった。。。