ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

池上彰 「知らないと恥をかく世界の大問題2」(2011)

 

知らないと恥をかく世界の大問題2  角川SSC新書 (角川SSC新書)

知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)

 

 友人の結婚式にプレゼントする物の準備やら、姉との旅行の手配やら、プライベートでやることが多い。楽しいからウキウキしながらやってたら、会社での研修準備をすっかり蔑ろにしていた。1週間で準備しないといけないという鬼スケジュール…
あぁ、仕事と責任を増やすなら、褒めてくれなくていいからその分お金をちょーだい。褒めるなら金をくれ!

と焦ったり嘆いたりしながらも、読み始めた本は読み終えないと気持ちが悪いので読み切った。知らないと恥をかく世界の大問題シリーズ第2弾。

2011年に発行された本だから、たった2年前の話。なのに、すごく遠い昔の話のように感じた。それだけ世界は目まぐるしく変化しているんだなぁとしみじみ思った。

例えば、第1弾が発行された2009年には、アメリカでオバマさんが大統領に就任。なのに、翌年11月の選挙で民主党は惨敗。2011年には、オバマさんが政策の目玉として打ち出していた医療保険改革法が暗礁に乗り上げる。

断片的にニュースで見ては「ふぅん」と思っていたけど、流れなんて掴んでなかったし、こういうアメリカ国内の問題と対外的な問題との繋がりなんて考えたことも無かった。
社会科目が苦手で手抜きをしていた分、抜けてる部分が多すぎて政治経済を理解するのが苦しい。新聞だと「ある程度知ってる」前提なので、分からないことがどんどん増えて悲しくなって放棄してしまう(オイ)。そんな私でも、この本を読むと「こんな感じ」という感覚が掴める。知識を蓄えるための本というより、感覚を掴むための本だと思う。

ということで、普段ニュースも新聞も全部理解できてますよ、と思ってる人には向いてない。「こんなこと知ってるよー何だよ池上たいしたことないなー」とか思って知ったかぶりに拍車がかかるのでやめたほうがいい。このシリーズはあくまで、「ちょっとヒントだけでも、ね、お願いしますよ、全部とは言わないからヒントだけでも!」という、私のように切羽詰った人のためのものです。この本を読んで何もかも分かったような気になるなんて以ての外。より深部に下るための階段があちらこちらに用意されてるんだから。

2011年は、アフリカでは革命が広がり、日本では中国とロシアからちょっかいを出されながら民主党政権がボロを出しまくり、北朝鮮と韓国が睨み合い、ブラジルとインドが乗りに乗っていた年。そして、この本が出版された直後には東日本大震災が発生。すでに第4弾が出ているみたいだから、早く今に追いつきたい!