ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

原田宗典 「むむむの日々」(1994)

 

むむむの日々 (集英社文庫)

むむむの日々 (集英社文庫)

 

 先週の金曜は高校の同級生2人と飲んだ。そのうち1人は今年1月に「冷たい熱帯魚を観る」という名目で再会した子で、もう1人は大学生になってから殆ど会わずに本当に久々の再会だった。
高校時代から濃すぎな程に濃い2人だったけど、大人になって熟成されて落ち着いた感があった。思春期に精神的サバイバルをしてきた人はやっぱりブレないし、一方で人を受け入れる懐の深さや優しさはあるし、決して押しつけがましくない。やっぱりカッコいい。
こういう素晴らしい再会のきっかけになるという点では、Facebookも捨てたもんじゃないかも。

と久々に心穏やかな時間をもらったんだけど、先月も今月も何だかドタバタして、人間関係について色々考えたりして、完全に食あたり、ではなく人あたり気味。あぁ人間てめんどくさい、あぁもうイヤ、あぁもう猫と寝ていたい・・・
と、どんどん引きこもりモードに突入するのが常なので、それにブレーキをかけるべく宗典おじさんを貪り読む。飾らない素直な人柄にホッとするわー。

今回は、12ヶ月の話・身体の話・好きなものの話・苦手なものの話・映画の話・切ない話・夜とバイクの話というお題で、宗典おじさんがまたゆるーい話を展開している。何においても素直なのがいい(しつこい)。

「素直に生きるって難しい」と、大人になってからよく思う。自分アピールに夢中な人、人の顔色を窺ってばかりの人、知ったかぶりする人、バカなふりをする人・・・何処かで無理をしている人がとにかく多い。「スマートかつポジティブ(賢く前向きにではない)に生きなきゃかっこ悪い」という刷り込みに、みんな汚染されている気がする。かく言う私も愛想笑いが増えた(顔が引きつってるだけかもしれないけど)。
そういう人間に囲まれて疲れたとき、無理をしすぎて疲れたときは、素直な人に会って素直な人の書いた本を読むに限る。まぁ大人なんだからそろそろ耐性つけなきゃ、とも思うんだけどね。