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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

川内有緒 「バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌」

バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌

バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌

2日連続で残業して吐きそうだったんで、バカルディ・モヒートを買って飲んでいる。明日は有休とったし、まぁ平日に飲むのもいいでしょ。って、習慣化したら絶対にアル中になるから気をつけなきゃなー。

川内有緒が2冊目を出したので早速読んだ。結構前に買って進んでいないabさんごも、この前衝動買いした乱歩も夢野もほっぽり出して読んだ。小っ恥ずかしくて言わないけど、単純にファンだ。

今回は、無形文化遺産に登録されている伝統芸能・バウルの歌の謎を追う旅の話。舞台はバングラデシュ。著者自身を始め多くの人の人生が、バウルとよばれる吟遊詩人たちの歌う歌を通じて交差していく。随所に散りばめられた歌詞が哲学的なせいもあるけど、またもや「人生」について想いを巡らしてしまった。こんな人生もある、あんな人生もある。じゃぁ、自分はどう生きていくんだろう。前作を読んだ時もそう考えた。

あぁ、酔っ払ってきた。文章が思い浮かばない。

他人の人生を鮮やかに映し出すに大事なのは、おそらく距離感だ。入り込みすぎてもいけないし、遠すぎてもいけない。そういう意味で、著者は距離の取り方が抜群にうまいんだと思う。時に大胆に近づき、でも決して禁断の領域には土足で踏み込まない。そして、何より寛容である。だからこそ、多様な人生を美しく映し出すことができるんじゃないだろうか。

あぁ酔った。限界。とにかく良い本なんで、ほんと読んでみてください。