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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

39 刑法第三十九条(森田芳光)

映画/DVD

39-刑法第三十九条- [DVD]

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世は3連休。私も3連休。ということで、またHuluで映画。いや、Huluからお金もらってるわけじゃないんだけどね・・・

今回は久々?の邦画。Huluにヒミズが入っていればヒミズを観ようと思ったんだけど、入ってなかったから気になったこの作品を観た。3連休初日だというのに暗いww

柴田(堤真一)という劇団員の男が、妊娠中の女性とその夫を惨殺したとして逮捕された。弁護士(樹木希林)により精神鑑定が請求され、精神科医の藤代と小川(鈴木京香)が鑑定にあたる。多重人格という鑑定結果を出す藤代に対し、小川は詐病だと主張し、再鑑定を担当することになる。独自に調査を始めた小川は、被害者の男が少年時代に少女を暴行・殺害したにも関わらず39条に守られていたという事実を知り―

刑法第39条とは、いわゆる「精神病の人は罰しないし、心身耗弱だったら刑は軽くするよ」という、あの微妙な気持ちにさせる決まり事ですね。個人的には、精神疾患だから責任能力がないっていう展開には疑問を抱かざるを得ないなぁ。犯人しか救われないし。

でもそうなると、裁くってどういうことだろうと思う。遺族や被害者を救うために裁くのか、と言われるとちょっと違う気もするし・・・難しい・・・

とまぁ色々考えることはあるけど、久々に引き込まれた映画だった。話自体も大きな展開があるし、役者の演技がすごい。特に堤真一がすごい!

映像の作り方とか間の取り方も、もう何とも言えない暗さと不安感を作り出している。森田芳光監督って、黒い家の監督なんだね・・・あれも凄いインパクトだったなぁ・・・

この映画が公開されたときは、まだ裁判員制度がなかった。今は誰もが裁判員として人を裁く可能性がある。そのときに39条持ち出されたら、うーん・・・