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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

Se7en (David Fincher:1995)

 

セブン [Blu-ray]

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 年明けからどうも落ち着かなくて、ずっとソワソワしてる。ということで、最近はシリアスなサスペンスを観て気を紛らわすことが多い。お気に入りはPERSON of INTERESTだけど、あまりペースが速いとHuluに入ってる分を観終わっちゃうので、久々の映画で小休止。

約20年前の映画だけど、色褪せないですね名作は。

退職を1週間後に控えたSomerset刑事(Morgan Freeman)のもとに、他の署からMills(Brad Pitt)が異動してくる。薄汚れた世の中にウンザリしているSomersetとは対照的に、若いMillsは手柄をたてようと張り切っている。そんな二人が向かった現場では、巨体の男がスパゲティに顔を埋めて死んでいた。無理やり食べさせられた挙句に殺されたことが分かり、Somersetは連続殺人事件になると直感する。そんな折、今度は弁護士が殺される。現場にはGREED(強欲)という血文字が残されていた―

小学生のころ、たぶん15年前くらいに一度観た記憶がある。そんな昔のことなのに、ほぼ完璧に話を覚えていた。それぐらいインパクトが大きかったんだろうなぁ。

この話のモチーフは「七つの大罪」で、Pride(高慢)・Greed(強欲)・Sloth(怠惰)・Gluttony(暴食)・Lust(色欲)・Wrath(憤怒)・Envy(嫉妬)という言葉に合う人間が殺されていく。ここでまたキリスト教!やっぱり海外ものを楽しむには、ある程度宗教の知識があった方がいいらしい。聖書読むか…あ、この作品だったらダンテか、ハードル高いなぁ…。

それはさておき、この話の肝は「犯人の目的がいまいちハッキリしない」ことだと思う。モチーフがモチーフだし、神がどうのこうのという話はいちおう出てくるんだけど、なんだかピンと来ない。そこがこの映画の不気味さを生み出していると思う。
実際の事件でも、悍ましければ悍ましいほど私たちはその動機を知りたがる。なぜそんなことが出来たのか、その理由を知りたがる。どんな凶悪犯でも、自分の想像の範囲内にいることが分かれば少しは安心できる。じゃぁ、想像できる範囲を超えた犯罪者が出現したら?そんな人間と対峙することになったらどうする?ラストシーンのブラピの表情を見ていたら、そんな疑問が頭に浮かんだ。

監督のDavid Fincherは、Fight ClubやBenjamin Buttonでもブラピとコンビを組んでいる。Benjaminは好きだし、結構好きな監督なのかもしれない。ドラゴンタトゥーは勇気が出たらということで、The Social Networkは観てみようかな!