ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

ゼロ(堀江貴文:2013)

 

 最近、会社でのフラストレーションが限界に達しそうだ。
みんなイイ人だしフレックスだし環境は良い。でも、どうしようもなくつまらない。刺激が無い。ドキドキもハラハラもワクワクも無い。
来る日も来る日も低品質な納品物のチェック。「私ならもっと高品質なものを提供できる自信があるのに」という苛立ちに蓋をする日々。やる気が出なくてダラダラしてても、仕事をこなしていれば怒られない。低空飛行のままでこなせる仕事って何だ?毎月振り込まれてくる給料の為に、こんな低いレベルで妥協して、私はここで脳みそを腐らせていくのか?もうこのまま失踪してしまいたい(?)―

と、気分転換に本屋に寄ったら目に留まったこの本。彼が色々と世間を騒がせていた頃は「たぶんこの人、やり方が悪すぎるだけだよなぁ」と思っていた程度で、特に良いとも悪いとも思っていなかった。刑期を満了して出てきた時も、特に関心をもたなかった。昨日本屋でこの本を手に取ったのは、帯の「働きたい」という言葉が気になったからだ。

東大に現役合格し、学生時代に会社を立ち上げ急成長させ、六本木ヒルズに住み、時代の寵児となり、逮捕された男。漠然と「天才なんだろうなー」と思っていたけど、それはどうも違ったらしい。

彼には拝金主義的なイメージがあるけど、働くことがただ純粋に好きらしい。自分の能力を高め、信頼できる仲間と自分の好きな仕事をする。「それができたらいいよね」と諦める前にやってしまう。その行動力がずば抜けているだけなんだと思う。
行動力に絡む点では、自分に与えられたチャンスや環境を最大限に利用するのに長けている。これ!と思ったことには全力を注いでいるし、時間も無駄にしていない。「それが出来ればねぇ」と溜息つく時間があれば、彼は何か具体的に行動を起こしているだろう。

何はともあれ、行動を起こさないことにはどうにもならない。「お金の為に働いている」と割り切れないなら、自分でもっと刺激的な方向に動かなくちゃどうしようもない。「失敗してもゼロになるだけ」という言葉には、かなりの重みを感じた(^0^)