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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

2022 これから10年、活躍できる人の条件(神田昌典、2012)

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

最近は読書会で知り合った人たちに引っ張られて、今後の働き方というかお金というかライフプラン?を考えるようになった。「全く地に足が付いていない、明日にでも死にそうだな」と恩師に指摘されてから約5年。片足くらいは付いたんじゃないかと思う。

とりあえず何でもやってみる、ということで、読書会主催者さんの推薦図書を読んでみた。

神田昌典さん。言わずと知れた、日本を代表する経営コンサルタントだけど、正直今まで1回も著作を読んだことがなかった。未来を考えるという習慣がなかったから、この人と道が交わらなかったんである。

で、初めて読んでみて、今頭の中がグルグルしている。震災があってから「なんだかモヤモヤした時代だなぁ」っていう漠然とした感覚をもっていたけど、その理由がこの本に書かれていた。やっぱり今は変革の時なんですね…

神田さん曰く、かつて江戸から明治に移行したように、今は新しい時代への過渡期である。SONYSHARPの不振に見られるように、もはや過去のサクセスストーリーをなぞるだけでは生き残れないし、価値のある仕事はできない。ひとつの組織で全てを賄う時代は終わり、複数の組織や才能のつながりから目標を達成する時代がくる。というか、もうそういう時代に突入している。

この本を読むまで、時代の変化という流れに進んで飛び込んでいく人をただ眺めている感じだった。すごいなー楽しそうだなーと思いながら、どこか他人事だった。日本の人口減少やアジア諸国の発展のことなんて、あまり深く考えたこともなかった。ここに居続けちゃやばそうと感じながらも、ただ流れを眺めていた。

この本を読むと、神田さんに手を引っ張られて流れの中に落っこちる。そんなまだ覚悟が…!とか言ってる間に、もう流れに飲み込まれてしまう。だから頭の中がグルグルしている。でももう飲み込まれちゃったんだから、あとはこの生活を楽しむ術を考えるしかない。

理屈だけで考えれば、確かに日本の未来は暗いのかもしれない。明るそうな国に逃げるのもひとつの選択だと思う。でもやっぱり、日本人だから日本で楽しく暮らしたい。頭をフル回転させながら色んな人にあって、自分のライフワークを見つけようと思った。