読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

あたらしい働き方(本田直之、2013)

あたらしい働き方

今日2冊読んだうちの1冊目。先週の水曜日には「1週間に10冊?!無理無理、せめて8冊にして!」と言っていたのが嘘のよう。普通にやればできるな。

ということで、本田直之氏3冊目。国内外の「働き甲斐のある会社」(エバーノート、カヤック、チームラボなど)の働き方を例に挙げながら、あたらしい働き方が広がってるよ!選択肢増えてますよ!と呼びかけている本。3冊ぶっ通しで読んでみて思ったのは、本田さんて「縛られたくない」だけじゃなくて「縛らない」ことも徹底してるってこと。押しつけがましさが全然ない。

従業員側と雇用主側それぞれについて、あたらしい働き方を実現するために何をしているのか、どうすればいいのかが具体的に書かれている。

あたらしい働き方の特徴の例としては、「ルールが少ない」「世間で思われてるほど高給ではない」など。要するに、外部からの影響レベルが低め。結果として、社員はモチベーションを含めあらゆる自己管理ができることを求められる。時短や休み取り放題という言葉は聞こえはいいけど、短時間で確実に利益を生み出すという大きな大きな責任が生まれるからだ。
勤務時間が短い会社だけでなく、ハードワークの会社もある。それでも社員の満足度が高いって凄いよなぁ。私なんていかに早く帰るかしか考えてないのに…

雇用する側が最も力を入れていると言っても過言じゃないのは、「社員に最大限に能力を発揮してもらう」ということ。これはもちろん精神論的な話だけではなく、能力を発揮してもらうことで大きな利益を生み出すことが狙いだ。そうして生まれた利益を会社にも還元する。働く環境がもっと良くなる。モチベーションが上がり、仕事に集中できる。本田さんの言うとおり、このサイクルを回すには金銭的な余裕が必要だ。楽しさだけ求めているわけでは決してない。

本田さんが何度も何度も指摘しているように、向き不向きはかなり出ると思う。でも、転職する前に読んどけば良かった~!と悔しくなった。超高速で読んじゃったけど、自分にとって働くって何なのか、見つめ直す機会を与えてくれる本だった。