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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

ハイコンセプト(Daniel H. Pink, 2005)

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ひゃー10年も前にこの本書いてるのか…私が18歳の時か…こういう本読んでおけばよかったなぁ。原題はThe Whole New Mindで、訳者はあの大前研一氏。あーマッキンゼー怖い。

10年も前の話だけど、情報化社会・知的労働が中心の社会が終焉を迎えようとしています、次の世界でどうやって生きていくの?という話。神田さんやマッキンゼー群(?)の本と主旨は似ているけど、右脳の話がメインなのが面白かった。さらに著者のDaniel Pinkさん、左脳と右脳の働きを実感するために色んなアクティビティに挑戦している。しかも普通に楽しんでる笑。こういう軽やかな人すてき。

アジアや人工知能に仕事を奪われないようにするには、豊かな時代に求められる付加価値(美しさ、精神的欲求を満たす特徴など)を生み出せるようにならないとね!という流れで、これから求められる感性として、デザイン・物語・全体の調和・共感・遊び心・生きがいの6つが挙げられている。全体的に、本田直之氏の著書に繋がりそうな話。
著者自身の体験を交えて、とにかく「左脳だけじゃなくて右脳も使えるようにしよう」という方針で、6つの感性すべてに右脳の働きを絡めている(もちろん同じくらい左脳も大事だけど)。難しい本かと思ったらそんなことはなく、リラックスした気分で読めた。本って著者の人柄が出るよなー。

物質的豊かさを手に入れた人々の関心は、精神的豊かさに移行している。そこが満たされたら次はどうなるんだろう、遂にINCEPTIONみたいな時代が来るの…?とか想像したけど、とりあえずは現在の自分のことを考えますか(´ー`)