読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

人を動かす、新たな三原則(Daniel H. Pink、2012)

人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!

ダニエルピンクが心理戦略?!と思って飛びついたけど、読み始めてからちょっとおかしいことに気付いた。原題はしっかり“TO SELL IS HUMAN”だったのね(笑)
神田さんが2022を出したのと同じ年に出してたとは、やっぱり変革期なんだなぁ。

さすがのダニエルピンクといった感じで、経済や心理の分野のいろんな論文からデータを引用しながら、軽快なテンポで「これからのセールス」を予測している。いや、予測じゃなくて、「今までの営業じゃうまくいかなくなってるでしょ?」っていうのを的確に指摘している。
それだけじゃなく、これからの時代のセールスに必要な3つの要素―同調(Attunement)・浮揚力(Buoyancy)・明確性(Clarity)について、これまた丁寧かつ具体的に説明してくれている。引用文献もしっかり示されているし、性格診断のサイトへのリンクもあったりして、相変わらず具体性が凄い!

何が斬新かって、「人間はみんなセールスパーソンだ」という話から始まったところ。いやいや(笑)って思ったけど、「他人を説得する、他人に影響を与える、他人に納得してもらう」という「売らない売り込み」をしていると言われると、確かにそうだと納得。ということは、この本は営業マンだけじゃなくて、一般の人のコミュニケーションスキルにも役立つ!…というか、営業自体がコミュニケーションそのものになってきたってことなんだろうなぁ。

訳者の神田昌典氏いわく、「ダニエル・ピンクの新刊は、3年後のビジネス界の常識をつくる」。ってことは、この本の内容がガッチリはまるのが正しく現在。まだ読んでない人は早く読んだ方がいいかも?!