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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

自分の小さな「箱」から脱出する方法(The Arbinger Institute, 2006)

読書

自分の小さな「箱」から脱出する方法

また親との関係に亀裂が入った。もう何度も同じことを繰り返している。

きっかけは、私が何かに挑戦すること。彼らは常に、徹底的に潰しにかかってくる。「そんなことは一般的じゃない」「できるわけがない」「みんなおかしいと思っている」「普通に生きなさい」

そうして激しい非難に遭う度に、わたしは彼らを軽蔑する。「頭が固くて感情的で、見苦しいにも程がある」と。見下したように淡々と皮肉を言いまくる私に、彼らは更に激昂する。私は更に軽蔑を顕にし、自分の本心を明かさなくなり、どんどん距離が広がる。


これは、この本で言うところの「共謀」だ。詳しくは本を読んでください(笑)


箱って何のことだろう。既成概念とか条件付けのことかな?と思っていたけど、全然違った。誰かに対して、世間に対して、世界に対して心が閉じている時のあの感じだ。


私のことなんて誰も分かってくれない。悪いのは私じゃない。私のことを気にかけてくれない周りが悪い。どうして私ばっかり…


この箱の正体は「自己欺瞞」だという。自分で自分の心を欺くこと。自分を正当化するために、相手や周囲の粗探しをして責任を転嫁するということだ。7つの習慣で言うところの「矢印が外に向いている」状態ってことかな?

箱の中にいるときは、相手のことを人間として見ていないという。自分と同じように、色々なことを考えて色々なことを感じている。当たり前のことだけど、箱の中に入ると見えなくなってしまう。

わたしの例で言えば、「子どもを心配している」という親の単純な気持ちにも気付かず、言葉だけを捉えてネガティブな反応をしてしまっていた。


箱を出るには、まず自分に正直になること。自分を正当化しないこと。そして、相手を人間として真っ直ぐ見ること。上下関係を解消するという点で、アドラーに繋がる部分がかなり多かった。


で、勇気を出して母親にメールをした。正直に「信じてほしい」と伝えた。返ってきたメールには、「わたしの可愛い娘であることに変わりはない」と書いてあった。

もう母親の前で箱に入ることはないと思う。思春期からずーっと抱え続けてた塊が消えたような感じ!父親は…また今度ということで(笑)