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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか(二村ヒトシ、2014)

読書

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

AV監督の本ってどんな感じなんだろう…と薄い色眼鏡をかけた状態で読み始めたこの本。ここ最近読んだ本の中でも、かなり深い内容だった。


二村さんは女性主体の作品を多く手掛けているそう。「男に愛されたい、求められたいという欲求を満たすための行為では幸せになれない」という前提から、それぞれの心に開いた穴を認識して受容することの大切さを説いている。ほぼカウンセリングじゃん!と、色眼鏡がぶっ飛んだのでした。


初っ端から「恋と愛の違い」から「ナルシシズムと自己受容の違い」に展開して、話の分かりやすさに感嘆した。

そして、1冊を通じて語られる「心の穴」という概念!いつも同じような恋愛をして同じように傷付いて同じような破局を迎える人は、いつも同じようにムズムズする部分が「心の穴」という認識で合ってると思う(わたしがそうなので…)。


自分の心の穴の形を認識して受け容れること。それをせずに、誰かに穴を埋めてもらおうとするから、毎回同じような心の穴をもつ人に反応してしまう。「埋めてほしい」っていう自分本位な態度だと、ほんとに何もうまくいかない。


ここでまたアドラーに繋がるし、7つの習慣に繋がる。成熟した大人はほんとみんな同じことを言う。まずは自己受容ですね!