ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

蜘蛛男(江戸川乱歩、1929~1930)

 

蜘蛛男

GWは人が多くてあまり外に出たくないから、本を読むか映画を見るか海外ドラマを見るか…ということで、今年は読書!乱歩さま!

Kindleストアの月替わりセールで乱歩さまの作品が99円になってるんで、ついつい買っちゃうんだよね。ペットボトルの水より安い値段で名作を買えるなんて素晴らしい。

 

東京のY町に開店した小さな美術商「稲垣商店」へ事務員としてやってきた里見芳枝は、店長の稲垣平造と出かけたきり、行方不明となる。稲垣の正体は、「青ひげ」になぞらえられる殺人鬼「蜘蛛男」だったのだ。やがて、芳枝は石膏像に塗り込められたバラバラ死体となって発見されたうえ、芳枝の姉である絹枝も殺害されて水族館の水槽に浮かべられてしまう。この事件を調べていた私立探偵の畔柳(くろやなぎ)博士と助手の野崎青年は、「蜘蛛男」が芳枝に似た女性ばかりを狙って殺人を行っていると考え、警視庁の波越警部とともに捜査へ乗り出す。(Wikipediaより引用)

 

大体の展開は予測できるけど、結果よりもディテールと展開が楽しいのが乱歩の魅力。不気味な世界観と爽快なラスト! 疲れていても夢中になって読み進めてしまうテンポの良さはさすが過ぎて、もはや神ですねこれは。

 

もう90年近く前の作品なのに、安定したスリルとワクワクを提供してくれる。名作は易々と時代を超えるよねぇ。