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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

勝間式 汚部屋脱出プログラム(勝間和代、2016)

2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム (文春e-book)

収納破産ポイント、NEAT(非運動性活動熱発生)、ものぐさコスト、逐次処理…?


ある日のある本屋。わたしはこの本を手に取りながら、眉間にシワを寄せていた。今まで見た断捨離系、ミニマリスト系の本にはおよそ出てこない単語が並んでいる。


勝間さん、さすがは元マッキンゼーすな…


よく「理屈っぽい」と言われる私は、自分ではそうでもないと思いながらも、ライフスタイル系の本は感覚的な記述が多くて、買う価値を感じられずに避けていたのである。やっぱりロジカルな部分がないと…(こうして見ると理屈っぽいのかも)


勝間さんも、ある程度合理的な理由や利益がなければ、本を出すほどに突き詰めたりしないでしょう!という期待を込めて、じっくり読むべくKindleで購入した。本屋さんごめんなさい、でも物が増えるのは困るのよ。


本の構成には特にひねりはない。超汚い部屋に住んでいた勝間さんが、まずは寝室を片付けたことから火が付き、試行錯誤しながら「ホテルのような部屋」を手に入れるという、よくあるやつだ。でも、断捨離の結果として痩せた、オシャレになった、恋人ができたというポジティブな変化も素直に書かれているので、楽しんで読める。明るい本はいいね!


論理構成はかなりしっかりしてるけど、堅苦しいわけでも緩すぎるわけでもない。佐々木裕子さんやちきりんの本とすごく雰囲気が似ていて、マッキンゼーて凄いなと不意に思ったりした。押し付けがましくなく論理を展開できる能力、ほんとうらやましい(笑)


この前読んだDaiGoの本では「集中力を高めるならバッチ処理」という話が出てきたけど、この本では「逐次処理」が薦められている。どっちやねーんと思ったけど、結果的には同じなのかなという結論に達した。

DaiGoのいうバッチ処理の目的はウィルパワーを節約することで、目の前に集中すべきことがあるときに細かいことを頭の中から追い出せるという効果がある。勝間さんの逐次処理なら、細かいことをその都度消していくわけだから、集中したいときに余計なことを考えなくていい。ダラダラと先延ばしにしないという意味では同じことだ。


ってことで、最近は脱・先延ばし癖を意識している。先延ばししたいってことは根本的に「やりたくない」ことだから、延ばすだけストレスが蓄積することに気付いた。


ミニマリストを極めようとすると、必ず自分と向き合うことになる。本当に必要なものは何だろうと突き詰めるから、無駄なものはどんどん減り、必要なものは必要な量だけ残る。

逆を言えば、周りが無駄なもので溢れている人は、自分と向き合うことを避けているのかもしれない。身の回りがゴチャついてる人とは関わらないようにしよーっと!