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ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

【番外編】LIFE SHIFT発売記念 著者来日講演会

Lynda Gratton来日!

 

ということで、昨日、待ちに待った講演会に行ってきました。
え?Lynda Grattonって誰って?ベストセラー“WORK SHIFT”の著者ですよ! 個人的に、この本は読んでおかないとめちゃくちゃマズいと思う。

 

今回の来日は新刊“LIFE SHIFT”の発売記念。
リンダ本人から話を聞ける機会を逃すわけにはいかない!と即決申込みしたというわけ。
それにしても、2千円って超破格じゃないですか?東洋経済社さん、ありがとうございます!

 

LIFE SHIFTのメインテーマは、
「寿命が100年を超える世界。若々しく長く生きるうえで、どういう生き方にシフトする必要があるか」
というもの。
第1部はリンダの講演、第2部はパネルディスカッションという構成で、パネルディスカッションの登壇者がこれまた…なんたってファーストレディがいましたから…。阪大準教授の安田洋祐氏、人材系プラットフォームgroovesの代表取締役・池見幸浩氏と、とてもバランスの良いディスカッションだった。

 


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まずは、そうだなぁ。昭恵夫人がぶっとんでたなぁ(笑)
かなり変わった人だという噂は聞いていたけど、変わっているというか発想が自由なヒトだった。「みんなでもっと変なことを考えて、実行していけばいい」とおっしゃっていたのが印象的だった。
「世界が平和になるには個人単位の交流が重要」の言葉のとおり、自身も地元下関を始めとする地方に積極的に出向き、多種多様な人たちと出会い色んな活動をしているらしい。講演会の会場にもふつーに入ってきて、ふつーに他の人と同じ席に座って、終わってからもふつーに色んな人と話していた。ファーストレディのイメージを良い意味で崩してくれました。

 

講演会全体でしきりに言われていたのが、「変身すること」の重要性。
有形資産(Tangible properties)から無形資産(Intangible properties)にウエイトが移っていて、その無形資産のひとつが変身する能力だという。
安田氏が「スイッチングコスト」について話をされていて、これはコンフォートゾーンから出ることと同義だなと思った。今までの自分の枠の中でウロウロしていても、それは「変身」ではない。まずは自分の知らない環境に身を置いてみて、色んな環境で色んな価値観やスキルを身に付ける。それを続けていけるかどうかで人生の充実度が変わるというのは、想像に難くない話だ。

 

リンダの「いくつかの有り得る自分を考える」という言葉はすごく象徴的だった。
100年以上生きるとして、例えば80まで働くとして、同じ会社で同じ仕事をし続けるなんて想像できるだろうか?うん、わたしは死んでもイヤだ(笑) そもそも、そんなに長く存続できる会社が一体いくつあるんだろうか。少し想像するだけで「有り得ない」と分かるのに、この事実をリアルに考えようとする人があまりに少ないんじゃないかと思う。

 

池見さんは、WORK SHIFTを読んでから湘南に移り住み、毎日往復3時間かけて通勤しているらしい。でもこれで膨大な読書時間が得られた。海の近くに住んでいるから船舶免許を取ろうと思い立ち、更には投げ網にまで興味をもっているとのこと。こうして池見さんは「漁師にもなり得る自分」を手に入れたわけだ。

 

さて、私はこれから何処に行って何をして誰に出会って何に「なり得る自分」を手に入れよう。たった2時間でこんなに重要な問いを与えてもらって、リンダと登壇者の皆さんには本当に感謝!