ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

My Blueberry Nights(Wong Kar-wai, 2007)

マイ・ブルーベリー・ナイツ [Blu-ray]

1年に1回あるかないかの恋愛ものでございます。

 

最近は赤羽さんの0秒思考を徹底してやってるわけですが、そうしてみると、自分の思考の癖が見えてくるんですよね。あぁ、やっぱり理屈っぽいな、と(笑)もはや趣味と言えるくらいに、理詰めで考えるのが好きだし楽なんだよなぁ。でも、なぜか世の中はそんなに合理的に動いてない。

自分の思考回路に固執するようになるとロクなことがないんで、たまには非合理なものに触れてみよう!ということで、たまーに見る恋愛映画でした(理由が理屈っぽい)

 

ある夜、ニューヨークのカフェで恋人の心変わりを知り、失恋したエリザベス(Norah Jones)。カフェのオーナー・ジェレミー(Jude Law)に「彼が来たら鍵を返しておいて」と頼んだことをきっかけに、ふたりはブルーベリーパイを介して少しずつ心を通わせていく。しかし、別れた恋人を忘れられないエリザベスは旅に出ることを決め、ジェレミーの前から姿を消す。

 

この映画、ブルーベリー好きだから気になっていたんだけど(そこかよ)、Norah JonesJude Lawだったんだね! ナイスなキャスティング、というかJude Lawかっこよすぎ。

アメリカ映画かと思ってたら監督は香港の人だった。死と再生がテーマになってたりして、ガヤガヤしたり浮き足立ったりすることもなく、とっても大人の恋愛映画でした。

 

こういう映画を見ると、喪失に対する反応ってほんと非論理的だなぁと思う。そりゃ感情だから非論理的なんだけど(笑)、あらゆる感情の中でも群を抜いて非論理的に見える。

いなくても平気、いなくなっても関係ない、いなくなってほしいと言いながら、頭で考えてその結果に至っていたとしても、いなくなったらやっぱりツラい。離れた方がいいと思えば思うほど、実際に離れたらツラい。感情は論理とちがって振り子みたいなもので、一方に大きく振れたら逆にも同じくらい振れてしまう。というのは、大人になってから気付いたこと。

 

めちゃくちゃ怒ってたり悲しんでたりしてるときに、「それだけ楽しくて幸せな時間があったんだ」と思えれば、人生少しは楽になるかも…って、そんな理屈っぽく反応する人あまりいないか(笑)