ミニマリズムと読書ときどき映画と音楽。

ミニマリスト見習いのアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

世界を変えた10冊の本(池上彰、2014)

世界を変えた10冊の本

 もう9月も中旬に入りました。まだ汗ばむ日が続いてるけど、秋といえば読書!

ちょっと涼しい晴れの日は、公園のベンチでゆったり本を読むと、最高の気分ですよねぇ。

 

せっかく読書欲が高まる季節だから、普段は避けがちな名著にも挑戦したい! でもやっぱり難しそう… 即挫折しそう…

というあなた、まずこのガイドブックを読んでみてください✨

 

なんたってあの池上さんですからね〜。世界的な名著の説明も朝飯前って余裕が感じられる。あとがきを読むと、池上さんとしてはけっこう苦労したようですが。

 

例えば、聖書とコーラン。この説明を読めば、ユダヤ教キリスト教イスラム教の基本知識だけじゃなく、共通点とちがいもスッキリ分かる。ニュースの内容が理解しやすくなるのはもちろん。宗教はいろんな創作物のベースになってることが多いから、映画や小説もさらに楽しめそう!

個人的に新しかったのは、イスラム過激派の思想を形成したとされる「道標」という本の存在を知れたこと。どういう点でイスラム教から逸脱しているのか、とても分かりやすかった。この本の存在がもっと知れ渡れば、一般のイスラム教徒の人たちに対する根拠のない差別はなくなるんじゃないかなぁ。

 

さらに、基本中の基本の経済書を取り上げてくれているのがありがたい!

マックス・ウェーバーマルクスケインズフリードマン…1ページ開いただけで眉間にシワが寄りそうなイメージだったけど、池上さんが概観を教えてくれたおかげで、ちょっと抵抗感が薄れた。

 

あと、宗教と経済以外では、アンネの日記種の起源沈黙の春といった毛色のちがう作品が取り上げられているのもいいですね。宗教と経済は難しいという人でも、この3冊のどれかならチャレンジしようという気になれると思う。

 

わたしみたいに「あんまり知識ないけど教養を深めたい」というチャレンジャーにとって、“知識の地図”を与えてくれる池上さんは本当に心強い存在!

読みたかったけど手に取りにくかった本を読む前の、準備運動になりますよ⤴︎