ミニマリストの読書生活

ミニマリストを目指すアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

残酷すぎる成功法則(Eric Barker, 2017)

残酷すぎる成功法則

胡散臭いタイトルですねぇ笑

 

「残酷すぎる成功法則」なんてタイトルは日本の出版社が付けたもので、英題はBarking Up the Wrong Tree(間違った木に向かって吠えている)です。無意味なことをしているっていうニュアンスかな。

 

ここで言う「間違った木」は、根拠のない成功法則のこと。引き寄せの法則だとか、自分に自信をもてばうまくいくだとか、GRITが大事だとか…

それって何か根拠あるの? 科学的根拠に基づいているの?というのが、本書のテーマです。


「成功」という言葉自体が日本では胡散臭いけども、起業して億万長者になるとかだけじゃなくて、仕事でうまくやるとか人生を良くするとか、それくらいの普遍性をもった本なのでご安心を!

 

で、具体的にどういう“迷信”について検討しているのかというと

 

第1章  成功するにはエリートコースを目指すべき?
第2章  「いい人」は成功できない?
第3章  勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか?
第4章  なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか
第5章  「できる」と自信を持つのには効果がある?
第6章  仕事バカ…それとも、ワークライフバランス

 

こんな内容です。うーん、聞いたことあるある〜って感じですよね。日本のニュース記事でもよくあーでもないこーでもないと議論されていて、結局どっちやねん!状態に陥っている話ばかり。
要するに、今までは「誰々がこうだった」「自分はこうだ」みたいな経験則ばかりで、誰も明確に根拠を挙げてこなかった、ということ。それをEric氏がまとめてやってくれた、という本です。まとめサイト読むより断然効率的ですよ。

しかも、ユーモアたっぷりで面白いからサクサク読める!

 

個人的には、「あーよかった」と安心したのが大きかった。成功法則とはいっても、一般的な倫理観とか道徳観からすごーく乖離してるってことはないんだな、と。これからは「バランスのとれた人」がうまくやっていけるんだろうなーと感じた。

 

今年は、色んな人たちがいる中で自分はどうするんだ、ってのをたくさん考えた年でした。

そしたら、周りを気にせず直感に従って決めたことには、自然と責任ももてるし前向きになれるんだってことがよく分かった。

 

チャレンジするかどうか悩んでる人は、2018年の読書初めに本書いかがでしょうか!