ミニマリストの読書生活

ミニマリストを目指すアラサー女。最小化計画の進捗と、本・音楽・映画の感想

瀬戸内寂聴の出家前の作品「夏の終り」映画の感想

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金曜日に休みをとり4連休!満喫するぞ!と思っていたら、最終日に微妙な体調不良に襲われた。寝込むほどではないけど、外出を楽しむ力は出ない。ショーック。

仕方ないから映画でも観るか、とHuluをチェックしたら、やたら艶っぽい表情の満島ひかりが目に留まった。
あぁこの映画、公開当初にちょっと気になってたやつだ。と思い出し、題名も今にぴったりだから、という理由でこれを観ることにした。

 

作品概要

「夏の終り」(2013)
原作:夏の終り(瀬戸内寂聴、1963)
瀬戸内寂聴が出家前に発表した同名小説の2度目の映画化。寂聴自身の経験がもとになっている。

 

主人公の相澤知子(満島ひかり)は、スランプに悩む年上の作家・小杉慎吾(小林薫)との関係を長年続けている。慎吾には妻子があり、家族の住む家と知子の家とを半々で行き来しているが、知子も妻もそれを了承している。
ある日、昔の恋人・木下涼太(綾野剛)が知子を訪ねてくる。かつて知子は、夫と子を捨て、涼太と駆け落ちしたのだった。慎吾との生活に少しの寂しさを感じた知子は、再び涼太と関係をもち…

 

監督・脚本家概要

・監督:熊切和嘉(1974/9/1~)
鬼畜大宴会(1998)、海炭市叙景(2010)、私の男(2014)など。
「鬼畜大宴会」では、第28回タオルミナ国際映画祭グランプリなどを受賞。「私の男」では、第36回モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した。

 

・脚本家:宇治田隆史(1975/2/2~)
アンテナ(2003)、ノン子36歳(家事手伝い)(2008)、海炭市叙景(2010)、私の男(2014)など。
「ノン子~」では、2008年度日本映画ベストテンで1位を獲得。「海炭市叙景」では、第23回東京国際映画祭コンペティション、第12回シネマニラ国際映画祭グランプリなど。「私の男」では、第36回モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。

 

顔の筋まで駆使して激情の女・知子を演じる満島ひかり

満島ひかり、いいですねー。
おでこの筋にまで感情が滲み出ていて、感情の強い知子という女性にピッタリだったと思う。涼太とのカフェのシーン、ぜひ知子の表情筋に注目してほしい!

 

瀬戸内寂聴の小説が1963年なので、時代設定としては終戦から20年弱か、それより少し前くらいなのかな。その時代にしては、知子はかなり「自分に正直に生きる」女性だったのではと思う。

 

感情を爆発させる知子には、「本心なんだから仕方ないじゃない!」とか「幸せになりたいんだから仕方ないじゃない!」という本音が見える。良くも悪くも、自分の思いにウソをつけない。

こういう激情型の女性をどう思うかで、この映画の好き嫌いは分かれるかもしれない。
ちなみにわたしは、夫にビンタされた後に地団駄を踏んだのを見て、知子を好きになった(笑)


男性陣もいい味出してるし、映像もキレイで、恋愛映画に苦手意識のあるわたしでもそこそこ楽しめた。


夏の終りにゆるりとどうぞ。