ミニマリストの読書生活

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たたみ掛けるどんでん返し!綾辻行人の館シリーズ第3作目「迷路館の殺人」


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前作の水車館といっしょに買った迷路館。

館シリーズでもかなり評価の高い作品なので、わっくわっくで読みました!

 

 

作品概要

迷路館の殺人<新装改訂版>(講談社文庫、2009)
※1988年発行の同名作品を全面改訂したもの。

 

今回の舞台は、探偵小説の大御所・宮垣葉太郎を主とする迷路館。執筆だけでなく若手の育成にも熱心だった宮垣だが、体調の悪化を理由に、山中に建てた迷路館に引っ込んでしまっていた。
そんな中、宮垣は「自身の還暦パーティを開く」ということで、目をかけていた若手4人を含む8人を迷路館に招待した。館のホールで主の登場を待つ8人であったが、宮垣の秘書の発言で事態は一変する―

 

著者概要

綾辻行人(あやつじ ゆきと、1960/12/23~ )
十角館の殺人(1987)、時計館の殺人(1992)、暗黒館の殺人(2005)、Another(2010)など。

1979年、京都大学に入学、推理小説研究会に所属した。この研究会には、のちに作家となる我孫子武丸法月綸太郎も所属している。
京都大学大学院教育学研究科に進学後、’87年には在学中に「十角館の殺人」で鮮烈デビュー。「新本格ミステリ」とよばれるジャンルの第一人者となった。’92年に「時計館の殺人」で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。
叙述トリックやどんでん返しが得意。ホラー小説「Another」は、アニメ化や実写化もされている。

 

どん!どん!どん!どんでん返し!ミステリーの宝石箱や~(寒)

ここまでギッシリミッチリなミステリーがあるんだろうか!というぐらいのてんこ盛り。
ミステリー好きなら「これを出すか」「これも出すのか」「むむむ、これも⁈」と、謎解き欲にどんどん火が付く展開。つまり、ミステリー好きには超おすすめ!あなたのアヤツジストになっちゃうよ!って感じの必読書だと思う。

綾辻氏自身も、改訂版のあとがきで「何とも無邪気に軽やかに遊んでいる」と評するくらい、ほんとうにミステリーが好きで楽しい!という雰囲気に満ちた、幸せな作品だった。

すっかり“名探偵”となった島田潔も、相変わらず元気にマイペースに謎解きしております。
改訂版解説の前川淳氏の折り紙も要チェック!

 

★他の綾辻行人に関連する記事★

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Another上巻(2009)
Another下巻(2009)
水車館の殺人(1988/2008)
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